活動報告

平成24年度年間活動報告

当センターの各WGより平成24年度の活動状況を報告いたします。

(1)就業継続・復職支援WG

就業継続では、短時間正規雇用である病院助教の制度をより使いやすくするために検討・活動を行った結果、産休中に病院助教への身分変更ができるようになりました。現在26名(男性0名、女性26名)の医師が病院助教として働いています。今後は女性研究者支援事業補助金の申請を視野に入れながら研究者や医師以外の教育職員まで適用範囲を拡大できるように「短時間正規雇用規程」について引き続き協議していきます。
復職支援では、キャリア・復職支援ベーシックプログラムの第4回小児科系コースを開催しました(平成24年8月)。復職希望者はもちろんのこと、生涯教育の観点から現在就業中の方にもご参加いただけるように1コマ単位からの受講も可能として院内外に周知し、6名(本学卒院外3名、他学卒院外1名、東医就業中2名)の参加がありました。

(2)育児支援WG

短時間勤務制度や病院助教などの制度を使って出産後に復職する女性医師も増えてきています。現在は定員9名の院内保育園とリトルメイト(京王プラザホテル内の託児サービス)と法人契約を結んで対応しています。新病院の建設を機に全職員向けの病児保育可能な院内保育園の整備を目指していますが、現状の女性職員のニーズに応えるために病児保育だけでも先行して開始できるよう外部委託も視野に入れて検討しています。

(3)相談窓口WG

平成24年度の問い合わせ総数は19件で、そのうち面談に至ったものは9件でした。各々の来談者に対して勤務形態の提案やキャリア構築の手助けを行い、当院への就職者も2名と一定の成果をあげています。平成23年度に当センターでメンター制度を立ち上げましたが、各診療科で指名して頂いたメンターを経由しての相談は多いとは言えず、医局単位での取り組みという点では周知が未だ充分ではない状況です。

(4)学生・研修医支援WG

医学科1年生、3年生の授業時間を用い、男女共同参画や医師としての将来について考える機会を提供しました。また5年生には医師の幅広い活躍の場を知ってもらう目的で、青木昭子准教授(八王子医療センター総合診療科)に卒後研修、山下淳助教(大学病院循環器内科)に東日本大震災における医療支援についてお話をいただきました。
初期臨床研修医に対しては、藤原真梨子先生(内科学第3講座)に、未就学児の育児との両立、時短勤務の制度を活用しながら社会人大学院での研究業務を行っている姿を紹介していただきました。
医師を目指す中高生向けには、横浜市立大学附属病院化学療法センター長 宮城悦子先生に婦人科がんの治療現場がテーマのご講演、黒田雅彦主任教授(分子病理学)に模擬授業を行っていただきました。

(5)調査・広報WG

平成24年度は「医師・医学生支援センターNEWS」を4回発行し、講演会やアンケート結果などセンターの活動実績を広報しました。また、センターのHP管理をしており、キャリア・復職支援プログラムなどのお知らせや各種制度・保育施設などのサポート体制を随時更新しております。ページビュー数は月平均2,000件となっており、学内外の方にご覧いただいております。

今後について

各WGの取組みを継続し、柔軟に対応できる体制づくりを目指します。そのためにも各科のメンターや総医局会と密に連絡をとります。医学部学生新カリキュラムにおいては「キャリア教育」で当センターも参画します。就業継続・復職の選択肢のひとつとして、新たに研究者支援活動を基礎医学教室とも連携して行います。また、新病院建設プロジェクトの一貫として、保育園、病児保育施設の拡充計画を具体化していきます。一人でも多くの方に当センターの活動を知って頂くために医師会や他大学とも連携していく予定です。


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